2017年5月30日より、「個人情報の保護に関する法律」が改正され、全面施行されます。これに伴い、当院では「むつ総合病院個人情報保護規程」を改定いたします。 |
改定内容について |
主な改定内容は下記のとおりです |
1、個人情報の定義の明確化について |
今までは、氏名・住所・生年月日等としていた個人情報の定義を、以下の個人情報が新規対象として追加されます。
(1) 顔認識データ、指紋認証データなど特定個人の身体的特徴をデータ化したもの
(2) 運転免許番号・マイナンバー・旅券番号など個人に割り当てられる番号等 |
・氏名
・住所
・生年月日 |
【追加された情報】
・顔認識データ
・指紋認識データ
・旅券番号
・運転免許証番号
・マイナンバー
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2、要配慮個人情報の規定について |
人種や信条、社会身分、病歴、前科前歴など本人に対する不当な差別や偏見が生じないように特に配慮を要する個人情報を「要配慮個人情報」として新たに規定し、要配慮個人情報を取得及び第三者へ提供する場合には、原則として本人の同意を得ることを義務付けます。
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3.匿名加工情報の作成及び第三者提供について |
作成及び第三者提供する匿名加工情報について |
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DPC制度の導入の影響評価及び今後のDPC制度の見直しを図る目的で、厚生労働省が収集し管理する情報となるデータ(DPCデータ)を作成しております。
DPCデータは、診療録情報および診療報酬明細書の情報で構成されており、これらの情報を利活用することで、医療の質向上および病院経営の改善に役立てる事が可能となるため、匿名加工後のデータを第三者へ提供しております。
第三者提供するDPCデータは氏名、住所、電話番号は含まれません。なお、地域傾向や受診年齢層等を分析する必要があるため、郵便番号(上3桁のみ)、生年月日(入院時年齢に変換を行い90歳以上は90歳に一括り)、各種保険証に関する情報については保険者番号(健康保険事業の各運営主体を指す番号)のみを含みます。
当院は上述の通り、診療情報から匿名加工情報を作成(毎月継続)し、第三者に提供しております。
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匿名加工情報の提供の方法 |
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データを暗号化後、提供先が運用管理するサーバへのアップロード または、外部記録媒体を郵送する方法で提供します。
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匿名加工情報の安全管理 |
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作成した匿名加工情報は、第三者提供後速やかに削除し、当院で匿名加工情報を保管あるいは利用しません。 |