当院は下北半島で唯一の循環器専門科です。そのため、むつ・下北全地域の循環器疾患の患者さんについて、各地域の開業医、診療所、病院と連絡を密にしながら診療しております。重症心疾患、精査が必要な心疾患の患者さんは、各地域の医療機関の先生方より連絡がありましたら、速やかに当科で対処するようにいたしております。また状態が改善、安定しましたら、紹介元の医療機関に十分な情報とともに、御報告、御紹介するようにし、その後の各地域での診療がスムーズに行われるように配慮しております。緊急を要する患者さんには、夜間・休日を問わず、高度治療にも速やかに対処できるよう、常に複数の循環器科医に連絡がとれるシステムになっております。
また、心臓血管外科とは密に連絡を取り合い、また協力しながら診療しております。そのため外科的処置が必要な場合もスムーズな対処が可能です。
院長の方針のもと、当院全体が若手医師の教育にも積極的に取り組んでおります。2004年より臨床研修医制度が必修化されましたが、臨床研修医からも、県内で最も研修希望が高い施設となっております。当科も研修医の指導に大きく力を入れております。常に1~2名の研修医が当科にて研修しており、1日の多くの時間を上級医とペアで行動いたします。3ヶ月間の研修でかなり高い循環器的・内科的診療技術をマスターしております。
卒後3年目以降の後期研修として弘前大学以外の大学からも希望があれば広く受け入れたいと考えております。循環器疾患、救急の初期医療などを研修したい方を募集しています。
また学生教育にも力を入れております。2004年より弘前大学にてクリニカル・クラークシップ(米国型臨床実習、診療参加型臨床実習)が開始となりました。弘前大学医学部6年生が、県内を中心とする医療機関において実際に診療スタッフの一員となり、実際の医療現場において診療に参加しながら医療を学ぶ実習です。当科も弘前大学と連携し、医学生を受け入れております。上級医とともに患者さんの診療にあたりますが、真剣な診療態度が、やはり患者さん方から評価を得ております。
当院は日本循環器学会認定循環器専門医研修施設に認定されております。
●2009年(2009年1月1日~2009年12月31日)診療実績
当科への総入院患者数は1184名。急性心筋梗塞症の患者数は73名。
2009年の検査・治療件数は
| 心臓カテーテル検査(PCIは含めない) |
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327件 |
| 経皮的冠動脈インターベンション(PCI) |
緊急 |
82件 |
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待機的 |
251件 |
| ペースメーカー植え込み |
新規 |
42件 |
|
交換 |
24件 |
| 大動脈バルーンパンピング(IABP) |
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30件 |
| 経皮的心肺補助法(PCPS) |
|
1件 |
| 下大静脈フィルター留置術 |
|
2件 |
| 心臓超音波検査 |
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2472件 |
| 経食道心エコー検査 |
|
16件 |
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