【2010年05月17日】 タイトル: 研修医日記 vol.99
5/10 (月)
はじめまして。二年次研修医の西川です。小児科研修が始まってもう一か月が経ち、時間が経つのは早いですね。このペースで歳を取っていくのでしょうか。小児科では疾患のことはもちろんですが、小さい子供の診察やお母さん方への説明の仕方についてもトレーニングを重ねています。大変気持よく勉強できる環境で、日々皆様に感謝です。

5/11(火)
今日は明後日の勉強会の発表に備えて、循環器の先生方の前で予行演習をさせていただきました。BSL、クリクラ、一年次研修と全て直属の指導医だったO先生。世の中で最も怖い存在であり、同時に一番大好きな先生でもあります。予演中、O先生の方をチラリチラリ…。またもや顔が怖いと思ったら、「君の言葉遣いは乱暴過ぎる。不安定狭心症のことを、『AMIに片足を突っ込んだ状態』と表現するのはやめなさい!」と。本番では丁寧でフォーマルな言葉遣いに切り替えなくては…。

5/12(水)
今日は小児心臓外来の日です。何日も前からとても楽しみにしていました。心臓外来のK先生は大変素晴らしい先生で、患者さんへの接し方、お母さん方への説明の仕方を見ていると大変勉強になります。大学の心外では手術に訪れる患者さんとしか接しなかったので、手術を決意するまでに小児科の先生方が御両親と何を相談しているか、どんな時間を過ごしているか、ここで経験することができて幸せです。

5/13(木)
今日は勉強会の発表がありました。二分前までは大変緊張して喉がカラカラだったのですが、土壇場にどうでも良くなってスッと落ち着きました。毎度のパターンです。本番では過激な表現をせず、丁寧な口調で話すように心掛けました。循環器の先生方、どうも有難うございました。最近まとまった睡眠を取っていないので、現在のところ5/16(日)に泥の如く寝る予定です。

5/14(金)
今日は小学校の健診に行って参りました。耳が大変痛くなり、最後の方は己との闘いです。今日は病棟業務も盛りだくさんで、ある難しい病態の患者さんについて先生方と議論を交わしました。病態生理を想定しながら、今まさに何をすることがベストか、これがダメならどういう病態が予想され、次はどうするか…。そういうトレーニングを小児科でたくさん積むことができました。


5/15(土)
今日は副直でした。大学研修時代より「この招き猫!」と看護師さんからの罵声を浴び続けてきた私ですが、本日の相棒は「むつ病院の招き猫」ことT氏。招き猫2匹が集合というわけで、どうなることかと警戒しましたが、まあまあ忙しいかなという程度でした。お守りを何個も付け過ぎると効果がなくなるのと同じ理屈でしょうか。それとも主直のT村先生のパワーでしょうか。

5/16(日)
今日はもう寝ます。万が一 気が向いたら洗濯と洗いものも…。というわけで、皆様ご機嫌よう。


研修医2年目  西川 薫