【2012年01月20日】 タイトル: 研修医日記 Vol.183

研修医二年目の太田です。

研修も終盤となり、本当にあっという間の2年間だったと感じています。勉強すればするほど、分からないことがどんどん増えていきます。残り3ヵ月間、がんばります。

わたしは今、小児科にお世話になっています。
小児科は、とにかく子供がかわいいです。夜間の救外コンサルトも苦になりません。とにかくかわいい。ひたすらかわいい。かわいがっているだけじゃいけないとは分かっているのですが、でもやっぱりかわいい…。幸せな研修生活です。
小児は大人と違って、具合が悪いのかそうでないのかがはっきりと表面に表れるのでわかりやすいです。そしてかわいい。入院時には機嫌が悪くてぐずり、白衣の人間を見るだけで泣いていた子が、退院するときにはにこにことしているので、治った!という感覚が手に取るようで、楽しいです。そしてかわいい。癒しの研修です。かわいい。
小児科研修を開始して1カ月間が経ちましたが、その間、なかなか見る機会の少ない症例や、重症症例もいくつか経験させて頂きました。そのうちのひとつについて症例発表をさせて頂くことになり、その準備にとりかかっています。症例発表の時はどんな質問が飛んでくるのかわからないので緊張しますが、スライド作成、プレゼン、資料収集等を学ぶ良い機会となります。症例発表の場が多いのも、このむつ総合病院の研修の魅力のひとつだと思います。

3年目になれば、救急外来や当直などをひとりで行う機会も増えます。小児の、特に救急対応は避けては通れない道ですので、残り1ヵ月の小児科研修で少しでも吸収できるよう頑張ります。


研修医2年目 太田 理恵